レッドクリフ Part1

映画の日だったので『レッドクリフ』のPart1見てきました。
約3時間のボリュームで戦闘シーンがやたら多いので後半少し疲れましたが、なかなか面白かったです。
Part1の流れは、①魏・曹操軍に攻め入られ後退する蜀・劉備軍(劉備孔明趙雲関羽張飛)、②同盟を結ぶため呉に向かう孔明孔明周瑜孫権を動かし呉蜀同盟が成立、③赤壁での曹操軍との前哨戦(陸上戦)に勝利、④次回Part2での大規模な水上戦に備える、という感じ。
アクションシーンではコーエーのゲームのように名のある武将にはチート能力が付加され、大暴れしてくれます(必殺技等はありませんが)。曹操の眼前、大勢の敵兵相手にひとり立ち向かう関羽の姿が圧巻。個人的には趙雲が一番かっこよかったかな。傷を負いながらも劉備の赤子を背負い必死に戦う姿が印象的でした。
魏側の圧倒的物量・大部隊編成の水軍やPart1の戦闘のキモである「八卦の陣」はスクリーンで見るととても壮観でした。
そして金城武孔明がかなりのハマリ役。眉目秀麗、人懐っこい はにかむような表情、軍師としての才覚等、魅力的に演出されていたと思います。呉蜀のキャラが戦いでみんな泥まみれの中、ひとり流麗さを保っていました。
ただ、蜀の面々にあまり感情移入してしまうと後半出てくる呉の周瑜が主人公なことにギャップを感じてやや戸惑います(私がそうだった)。魏側・悪役曹操の描かれ方も最初こそかっこいい野心家なんですが、終盤は小喬を手に入れたいがために戦争を始めたみたいにされててちょっともったいなかったような。
細かい部分ではあれですが全般的に楽しめたのでPart2も見に行こうと思います。