コードギアス 反逆のルルーシュR2 第21話

第21話 「ラグナレク の 接続」
ラグナレクの接続とは人類が過去から未来までひとつになる精神世界のことだった。C.C.の離反、ルルーシュ両目ギアス開眼によりラグナレクは崩壊、皇帝&マリアンヌも消滅。皇族らにギアスをかけ第99代ブリタニア皇帝の座についたルルーシュはスザクをナイトオブゼロに任命する。
ラグナレクの接続はそのまま人類補完計画で、元は嘘と裏切りにまみれた皇族争いに嫌気がさした皇帝とV.V.が、平和な世界をつくるために思いついたものでした。マリアンヌとC.C.もそれに賛同。しかし必要以上に皇帝に近付いたことに焼いたV.V.がマリアンヌを暗殺、それを隠そうと嘘をつくV.V.を皇帝は許さずコードを奪う行為に繋がった。
今回いざ実行というところでC.C.が脱落し、押し付けの善意なぞ悪意だと全力で拒絶するルルーシュによりラグナレクは消滅となりました。皇帝とマリアンヌが言うのは単に自分に優しい世界であって、ナナリーが求めている優しさとは違う、と。
嘘を否定する皇帝と嘘を肯定するルルーシュの見解の違いも大きかった。嘘には何かを成すための優しい嘘もあり、それは正にこれまでのルルーシュそのものだから。
マリアンヌのギアスはやはり人に乗り移る能力でした。例の事件による死の間際に発現、現場に偶然居合わせたアーニャにマリアンヌが転移。皇帝はナナリーとアーニャの記憶を改変し、ナナリーを目撃者ということに仕立て体を不自由にさせルルーシュと共に日本に送ることにした。
ルルーシュがラグナレクと皇帝たちをあっさり消し去ったところがよく理解できなかったのだけど、アーカーシャの剣に集まった集合意識そのものにギアスを使ったということ??両目ギアスすごい!ってことで納得すべきなのか。
皇帝もマリアンヌもそれなりにルルーシュとナナリーのことを思っていたようですがルルーシュの反応はばっさりでした。会いたかった母上がいきなり現れて驚くルルーシュ。しかしその母上を敵とみなすのにわずか数秒。まあマリアンヌのあの性格なら仕方ない。
今回の話は残り話数をかけてじっくりやると思ってたので1話で全部やってしまったのに正直驚きました。今話でルルーシュはマリアンヌ事件の真相も分かり悲願であった皇帝打倒も実現、スザクもナイトオブワンを超す地位に就任。エリア11はスザクの直轄地になるのかな。
周りの反応について。オデュッセウスら複数の皇族と貴族たちが承認しているので一応ルルーシュは正式な皇帝として認められそう。シュナイゼルは自分の代わりに大々的にクーデターを起こしてくれたルルーシュにしめしめといった表情で相変わらず何考えてるか読めない。ビスマルクとジノはふたりを認められないですよね。神楽耶と星刻はどうするのか。扇と玉城はもう日本独立に関係なくとにかくゼロを殺さないといけないという雰囲気。ルルーシュと直接会ってちゃんと話したいカレン。
残り4話です。内容的には、学生皇帝ルルーシュの作る新体制とシュナイゼルの狙い、ルルーシュとスザクの関係の決着、そしてC.C.の契約成就がメインになる?ルルーシュとスザクは本当にナナリーとユフィが望んだ優しい世界を作れるのでしょうか。そしてC.C.の笑顔は見られるのでしょうか。