コードギアス 反逆のルルーシュR2 第16話

第16話 「超合集国決議第壱號」 

世界47ヵ国が超合集国憲章に批准しブリタニアに匹敵する連合国が誕生。契約国の軍事面は黒の騎士団が保障、早速エリア11に派遣されることに。皇帝生存によりナナリーを心配するルルーシュはスザクに自分がゼロだと明かしナナリーを守って欲しいことを伝える。

ルルーシュが自信満々お披露目した調印式は行方不明だったブリタニア皇帝が突然現れ電波ジャック、受けて立つとの仰せで世界を二分する日ブ大戦がいよいよスタート。
ナイトオブテンのルキアーノ、ヴァルキュリエ隊を連れたビスマルクもエリア11に到着。ニーナの提案でランスロット核兵器 "フレイヤ" 搭載、鹵獲した紅蓮のチューンアップ、と来るべき大規模戦闘に向けて準備が整うブリタニア。ロイドとセシルの手でお嫁に行けない体にされてしまった紅蓮には涙。
性格に難ありのルキアーノが監禁中のカレンに絡み出したときは身の毛がよだつ思いだったけどここはジノが助けてくれました(ジノありがとう)。カレンといえばリフレインの件を謝罪するスザクにカレンらしく拳で応えていました。スザクは自分の行動を省みる冷静さがあるなら最初からそんなことしないで欲しかった。

アーニャがまめに写真を撮ったりブログを更新している理由ですが、9年前から日記と自分の記憶とに齟齬があるとのことで、写真や日記等目に見える形でデータを残していないと不安なのかもしれない。
話がかなり飛躍しますが、アーニャがマリアンヌに関係していてかつ皇帝が絡んでるのだとすればエヴァの「ゲンドウとユイ→レイ」みたいなものを想像してしまいます。アーニャはマリアンヌの遺伝子から人工的に生み出された子じゃないかとか、11話でC.C.と反応したのはC.C.と同じように人工的に手が加えられた実験体だからじゃないかとか。憶測ですが。

ブリタニアに対抗する黒の騎士団は、巨大合集国誕生に合わせて組織の整理&メンバーを公に発表。団員に星刻(総司令)や香凛(参謀長官)がいるのが頼もしいです。星刻まだまだ元気そうでよかった。リストを見ると批准国から優秀な人員が何人か召集されてるみたいですね。玉城の「内務掃拭賛助官」はお掃除係?まあ本人が喜んでるからOK(笑)。式に備えて練習する天子さまがかわいかった。
コーネリアが騎士団に捕まっていること、嚮団殲滅行為について一部団員と朝比奈が不満を持っていること、藤堂さんが一歩踏み出そうとした千葉さんをスルーしたこと、…あたりが気になるところ。拘束されても気丈なコーネリアはかっこよかった&ちょっとえっちでした。前回崖から転落した扇が普通に登場してたのはディートハルトが何か手を回したっぽいですね。ヴィレッタはどうなったんだろうか。

そして今回はなんと言っても昔に退行してしまったC.C.ですよ。うわ〜ん…。TVにおびえて「ごめんなさい」て謝るC.C.。ルルーシュへの呼びかけが「ご主人様」なC.C.。ピザを一切れ残しておいてくれるC.C.。…なんかもうC.C.好きの自分はこのギャップにはいろんな意味で死んでしまいそうです。C.C.に抱かれずぽつんとソファーに置かれてるチーズくんがちょっと寂しかった。

でもC.C.に対してナナリーにするように優しい声色で接するルルーシュはとても新鮮でした。皇帝の予想外な登場にいらついてあたってしまった後、C.C.の昔の境遇を思い返して体を震わせるルルーシュなんて見てたら自分も泣いちゃう…。あとはピザでの餌付けが成功したところや、C.C.「いってらっしゃいませ」→ルル「いってきます」のやり取りがよかった。C.C.が読んでた絵本はルルーシュがあげたものなのかな。
C.C.の真名を知り、過去を知り、本当の契約内容について知ったルルーシュ。過酷な運命を背負ったC.C.を笑顔にさせてあげて欲しいと心から思います。

あれだけにぎやかだった生徒会はリヴァルだけに。
次回はスザクとルルーシュがサシで対面。どうなることやらハラハラ。
まぁたぁ見ぃてぇぇ ギアスゥゥ!!