神霊狩/GHOST HOUND 第13話

第13話  「For the Snark was a Boojum, you see. -そう、そのスナークはブージャムだった。-」

太郎は魂抜けした状態で両親、都、姉(誘拐時の記憶)、亀岩肺病院、抽象界、麹室を覗く。寝込んでいる都の見舞いに行く太郎たち。太郎から都が憑依中に言った言葉について聞いた都父は急に態度が変わり太郎たちを追い返してしまう。
前半は太郎の神霊(夢)体験がメイン。抽象界やスナークといった水天町に関わりのない一般視点が入って幽世の設定が更に興味深く。抽象界の描写がワイヤードに近かったのと太郎に話しかけた声(「見ようとしなければ何も存在しないんだよ」)が清水香里さんだったのはlainファンには嬉しかった。
太郎が麹を見ているシーンも面白かった。酒(神の水)ができるのはただの発酵現象ではなく目に見えないもの(神霊)の力が働いている、ということを示しているようでした。
今回は設定を深めるための情報がいろいろ。太郎の脳内(記憶)と幽世が繋がっていて、かつ幽世は水天町の人間特有の心霊現象などではなく一般的な抽象世界であるということは把握しました。

気になる点

  • 清水香里さんの声は太郎の姉?幽世でどんな存在になっているのだろう
  • 亀岩神社と都が言った一言主の言葉の関係
  • 大神家の家政婦さん