もっけ 第14話

第14話 「ツエザクラ」
 今回は今までで一番感動しました。終盤、杖を地に返すシーンは原作でも非常に印象深い部分。一番盛り上がるところでOP曲が流れる演出はいつもだとちょっと笑いそうになるのだけど、今回は爺さんの台詞が重くて思わず泣いてしまった…。「心が強くなりますように」と願うOPの歌詞が爺さんの姉妹への思いに重なるからでしょうか。

瑞生。こんな杖、いずれ朽ちる。俺だっていずれ死ぬ。
そのときお前はどうする?

瑞生の成長を認め、そしてこれからも強く生きていくことを望む爺さん。OPで出てくる満開の桜の中力強く走る姉妹のカットは今回の話を意識して入れられていたんだなぁ…。
爺さん(堀勝之祐さん)の声は渋さや厳しさの裏に温かみが感じられる声ですごくいいなー。惚れ直しました。