ef - a tale of memories. 第11話

第11話 「ever forever」
今回の内容は半分予測してたとは言えつらいです。「書き終えた小説はデートの後に読んで」と言われた時点でいやな予感がしましたが…。小説の結末は、「何度見てもぼやけてしまう絵を燃やし少女は崖から身を投げてしまう」というものでした。小説の内容は千尋の心情を表していて、"絵に描かれた少女と少年"は日記に綴られた千尋と蓮治、"身を投げる"というのは蓮治と出会ってからの記憶を捨てるということでした。千尋が蓮治とのことを書いた頁を捨てるシーンは原作ゲームのデモムービーの最も印象的なサビの部分と重なり、悲しさが一層印象付けられます ( ⇒ ef - the first tale. デモムービー)。もし、まだ希望が残っているとしたら蓮治がかろうじて掴んだ(プリント写真の貼ってある)一片が鍵になりそうです。悲劇になると予想しながらも、来週蓮治が逆転ホームランを決めてくれることを心の隅で願わずにはいられません。

(追記) 気になる点

  • 火村が言っていた「千尋の書いた物語ともっと真剣に向き合え」というアドバイスを蓮治が活かす前に一方的に千尋が小説を終わらせてしまったこと

蓮治に再度チャンスがあるならば、別のエンドをふたりで書き上げる未来があるはず。今回書き上げた小説は蓮治の手元にある。千尋の小説はこれまでの「千尋と蓮治」のメタファーとなっているので、日記を捨て蓮治のことを忘れてしまった千尋でもこの小説と蓮治が掴んだ日記の一片を見れば、そのときの自分の心境がすぐ分かるのではないでしょうか。そして今回千尋の体に刻まれた蓮治との絆・ぬくもりを千尋が覚えていれば…。