電脳コイル 第22話

第22話 「最後のコイル」
あああああ、怒涛の展開…。見ごたえありすぎて頭パンクするかと思った。1回見ただけではとても把握しきれなかったよ(録画してない…orz)。
ずっと我慢してきたがついに限界を超えてしまい声を上げて泣くイサコ。肉体的・精神的に相当無理しながらも兄が帰ってくることだけを願ってこれまで歯を食いしばって耐えてきたんだよな…。自分も見ながらボロボロ泣いてしまった。モジョに優しい言葉をかけてるところや京子とのやり取りも良かった。しかし後半は暗い気持ちを引きずってる暇がないくらいにストーリーがぐんぐん進む。タマコが指示した追跡班というのがトイレ中のダイチで笑った。予告のはこれかよ!モジョが短時間のうちにメガばあに懐いてるのは和みます。1話の中で泣いて笑って手に汗握って興奮して。なんという濃密な30分。

以下、色々整理。

猫目とタケル

猫目とタケルは兄弟と判明。コイルスノードについては何か個人的な目的があるみたい(父親と関係しているぽい)。『世界』が崩壊する前にコイルドメインの情報を得る必要がある。法務局の「2.0」がデンスケを狙ってるのは危険なCドメインへの足がかりを消去するため?ピンクミゼットの所有者はやはりタケルだった。ちなみに兄弟を民家の屋根から見ていたミゼットが同じミゼットなのかは不明。前回のイサコのいじめ関連もタケルの仕業。これはイマーゴでない自分がイサコのバックアップでしかないことに嫉妬していたため。またイサコに兄のノブヒコ(4423)が既に死亡していると伝えたのはメガマスに強要されたもので猫目の指示ではなかった模様。これは猫目がヤサコを使ってキラバグを集めていることを告発するとメガマスに脅迫されたから。猫目の様子からするとノブヒコが死んでいるのは間違いなさそう(ただ、カンナの事例もあるので電脳体として今後出てくる可能性は大きい)。

おじじとデンスケ

猫目が先生と呼んでいたのはおじじのこと、直接交わりがあったのか?おじじはメガマスの指示でコイルスのメガネ技術を調査していた。調査結果は全てメガマスに報告していたわけではなく重要な部分については別途隠していたみたい。実際にコイルスのデバイスが自室に隠されていた。おじじがヤサコに残したデンスケは一般的なペットマトンとは違いコイルス社の技術で作られた実験電脳体にしてコイルスノード、つまりはCドメインに接続するための鍵。首輪によってそれが封印されていた。ヤサコはデンスケがいる状態でメガネをかけたまま寝ると4423と会えたようなことを言っているから、4423のいる世界はCドメインということになるが。

ヤサコと暗号炉

ヤサコはイサコと同じく暗号炉を持つことが判明、暗号が使える。イマーゴと直結して思考から直接暗号を取り出す構造体が暗号炉。ただ、暗号を使うのは体にかなりの負担がかかる。イサコが前々回から感じている違和感は長期間の暗号使用によるものだろうか。

ミチコ?

冒頭に出てきたミチコと思われる女性、イサコと同じような人形を手に持っている。「この世界を壊してはならないと誰かが必死に願ったから自分は生まれた、だからこの世界とこの気持ちを自分が永遠に守らなければならない」とつぶやいていたが…。猫目の言う『世界』と同じものを指しているんだよな。過去にある実験で生まれたミチコはCドメインとつながったまま自分達の生存を要求、コイルス社倒産後メガマスは何度もCドメインをフォーマットしたが消滅しなかった。ちなみにそのとき発生した異常空間のかけらがキラバグ。
声が折笠富美子さんだったのはヤサコと関係あるのか?