BSアニメ夜話 電脳コイル

出演アニメタ:平松禎史
電脳コイルはここ数年間では一番好きなアニメかも。
作品テーマも世界観もキャラクターも音楽も笑えて泣けるシナリオもバリバリ動く絵も全部好きです。磯監督が細かく計算して作ってたり原画陣がありえないほど豪華だったりというのを全然気にせず感性だけで見ても楽しいし、逆にアニオタ的視点で色々考えながら頭で見ても楽しい。
ヤサコ母の言葉やラストのデンスケの話は作品テーマにとって重要な部分なので取り上げてくれて嬉しかった。メガネで見える世界もヤサコたちにとっては日常のすぐそばにある現実で、そこで感じた楽しさや不思議さや怖さ、胸の痛みもホンモノだったんですよね。最後にデンスケが見えたのは人と人の心の繋がりを象徴していた。
最後に岡田さんが「21世紀の妖怪アニメ」と言っていたのはなるほどと思いました。トトロや千と千尋的な妖怪要素とSFの要素が見事にマッチした作品だったと思う。
平松さんがコイルや磯監督について話すのを聞けて嬉しかったです。