偽・うpのギョーカイ時事放談SUPER! 第18回

第18回  ゲスト:杉本誠司(ニワンゴ代取)、里見哲朗(プロデューサー)
PCの画面を通すと"私物と公共物"、"プライベートと公共の場"の境目が曖昧になってしまうというのは確かになぁ、と。自分の部屋にある自分のPCの画面は全世界に繋がってる公共の場なんですよね。「学校ではそんなこと教えてくれないけど、それを教えていけるのが(会員数の多い)ニコニコ動画なんじゃない?」という里見Pの発言には目からウロコ。杉本社長も頷いていたし、公共コメント委員会の時報はそういう目的だったのか。ちょっと見方が変わりました。
DL違法化等の動きについてはそんなに詳しく知らないのですが、法整備等 国が大鉈を振るって細かく口出しするのは権利者側としてもやりにくくなっちゃうわけですね…。そうなる前に自分たちとユーザー、そしてニコニコ動画等の共有サイトで何とか自浄していきたいというのが権利者の意見。違法アップロード・データ共有については権利者として許しはしないけれど時代の流れとしてそういう方向に向かうのは仕方ない部分もあると認識、権利者側も色々と解決策を提案していきたいけれどニコニコ動画が第三者の立場でうまくユーザーを先導してくれることにも期待している、というような内容でした。
里見Pの砕けた口調や話のポイントのつつき方が痒い所に手が届く感じで快感でした。