狼と香辛料 第4話

第4話  「狼と無力な相棒」
ゼーレンとの取引の仕組みに気付いたロレンスはその内容をミローネ商会に相談、支店長マールハイトと情報取引の契約を交わす。どうやらゼーレンのバックにはメディオ商会が、更にその後ろには貴族がついている模様。その夜ふたりはメディオ商会から追っ手を差し向けられ、ホロはロレンスを逃がそうとして敵商会につかまってしまう。交渉のための人質としては価値のないはずのふたりをねらうメディオ商会の意図とは?
敵方メディオ商会はもともとホロがいたパスロエ村と麦の取引をしていることもあり、ねらわれたのがホロで、そして手引きしたのがクロエなのは明らかですね。ここまで見てくるとヤレイ(原作での麦価格交渉人)を女性のクロエにアレンジした理由もなんとなく分かってきました。来週は原作1巻のクライマックスシーンが来るので楽しみです。
今回のホロは本当にやばかった。ロレンスの夢語りのところの寂しそうな表情といい、ベッドのシーンといい(おあずけ)、追っ手からロレンスを逃がす際の決然とした態度といい。単に仕草がかわいいだけでなく男女のかけ引きにも長けている上、頭の使い方や物事の判断の仕方の「いい女」っぷりがたまんない。どのシーンも小清水亜美さんの演技が最高でした。
自分の夢の計画を描いていた紙をほぐして、それでホロの涙を拭かせたロレンスも男前でかっこよかったな。ホロ鼻かんでたけど(笑)。