神霊狩/GHOST HOUND 第10話

第10話 「Affordance/T.f.t. Thought Field Therapy -アフォーダンス(環境が生物に提供するもの)/思考場治療法-」    (作監:澤田譲治)

都かわいすぎる…。服と髪型が毎回変わるし、だんだんと違う一面が見えてきて太郎と一緒に自分もドキドキ。お茶運んできたときなぜか怒っててそんな態度もかわいかったのだけど、その後のまさかの笑顔で脳みそ沸騰(あの笑顔はそのままの意味?)。都のこと考えてるタイミングで匡幸に「神社行こう」と言われてドキっとしたり、笑顔に照れて顔真っ赤になったりと意識しまくりな太郎もまたかわいい。ここの都のシーンは10回繰り返して見た。あと冷蔵庫の舌打ちも。
都の性格は思春期の女の子としてはすごくリアル。怒ってると思ったらいきなり笑ったり、父親にやたらとツンツンしたり。「年頃の女の子はよく分からん」という感じがうまく出てますね。ちなみに太郎や匡幸、信の性格・言動も同じように中学生としてはかなりリアルに描写されていると思います。
今回は色々なシーンがぱらぱらと。話が進むたびにどんどん面白くなってきています。以下整理メモ。

  • 太郎がまた姉の夢を見るようになった。あの黒い影を倒しただけではだめで幽世で姉に会うまでトラウマ克服は無理なのかな。
  • 県から委託を受けたカメラマンが酒蔵に来て慧さんに挨拶。これからもちょくちょく来るとのこと。太郎は進路どうするのか。
  • また上級生に絡まれた匡幸を信が救出。「大神の家の子」というのは町の人間には効果テキメンのよう。太郎と匡幸は道男とも仲良くなってきてる?匡幸の「リアルワールド〜」は『lain』を思い出して懐かしい。神霊狩だとワイヤードが幽世なわけですね。
  • 心理的恐怖の実態は脳内でなく外側のフィールドにある」「記憶はもともと脳の中には存在しない」という平田医師の話した仮説が興味深い。太郎のトラウマの原因は太郎の脳内ではなく外の世界(幽世)にあるということを暗示しているようにとれる。
  • 都父は以前東京の大学の助教授で民俗学を研究していた。アニメの本筋とは関係ないのかもしれないけど都父が話していた環境問題についての一説が面白かった。大日本バイオのプラントができて水脈の流れが変わっていることや猿田の台詞などから、水天町で何かが起ころうとしていることが強調される。
  • 信も魂抜け時に変形できた(OPで駆けてる神霊はこの信?)。父親のことを依然気にしている。
  • あの高校生(前回黒い影が体内に入った子)に魂抜けした匡幸が見えていたのは、一般人レベルでも幽世と現世の境界が曖昧になってきていることを示している?
  • オリゼーもやしもんから出張(嘘)、太郎んちの麹をかもす(嘘)。

ネットで感想を見ていると、「都の中にたまに入ってくるもうひとりの人格は太郎の姉」「太郎は都に対して無意識のうちに姉を感じている」と言う意見があるのですが、私もなんとなくそんな気がします。

「違うばい!違うばい!」「太郎きゅん〜」